本校生徒・教員がワークショップに登壇しました

 714日(金)、紀伊國屋書店新宿本店において実施されたワークショップ「学ぶことを楽しむために! 「振り返り」のあり方を高校生、先生と一緒に考えよう!」(主催:株式会社NOLTYプランナーズ)において、本校高校3年生と教員が登壇しました。

 この講演では、学ぶことを楽しむことができるような「振り返り」のためには何が必要かということを考察した本校の高校生が、これまでの研究成果を発表しました。学校で実施される「振り返り」は、たんなる感想や反省にとどまってしまうことが多いように思います。このことに注目し、振り返りをするうえで重要な視点や、それに基づいて自身で作成したルーブリックなどを提示しました。そして意味のある振り返りと、生徒自身が学びを楽しめるようにすることの必要性を強調しました。

 つづいて本校教員が講演し、生徒の研究報告を踏まえながら、教員・保護者といった大人自身の教育観を変容させていかなければならないこと、そして大人もまた自己の省察として振り返りに取り組むことが必要であることを述べました。

 こののち、参加者がグループに分かれて、学ぶことを楽しむとはどのようなことか、そのためには何が必要かということを議論しました。

 会場には定員を上回る多くの方々が訪れ、教員のほかに本校・他校の生徒たちの姿もありました。探究学習においては、自己がどのように変容したのかということを見つめる視点もきわめて重要であろうと思います。今回の講演はその点では先駆的かつ画期的な内容であったといえるでしょう。

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