教育方針

愛と誠をもって社会の中で貢献する女性に

聖ドミニコ学園は、イエス・キリストが示された福音、すなわち、すべての人は神に愛され、大切にされた存在であり、神はすべての人を永遠の幸せに招いておられるという世界観、人間観の上に立って教育活動を行っています。本学園は建学の精神に、聖書にある「真理はあなたたちを自由にする」を掲げています。「人間の本当のあるべき姿」を、私たちは、「真理」を求め、「自由に生きる」人と考えています。ここでいう「真理」とは、キリストの教え、もしくはキリストそのものを指します。また「自由」とは、勝手気ままな自己本位の自由ではなく、神以外の何にもとらわれない生き方のことです。キリストの教えに従って生きようと努力することで、本当の意味で自由な生き方ができ、人格の完成に近づくものと考えるのす。これは、学園の名となっている聖ドミニコが、今からおよそ800年前、宣教活動で貫いた姿勢でもあります。聖ドミニコはその生きた時代を愛し、「キリストに倣う」生き方をし、対話をもって真理を伝えようとしました。学園では、キリストを信頼し、聖ドミニコに倣い、個性を尊重し、受容し、語り合うことで、一人ひとりの持っているあらゆる可能性、資質を引き出します。自分の自由、権利の主張だけに流されがちな現代にあって、他者の自由、権利を認めることを知り、愛と誠をもって社会の中で貢献する女性になって欲しいと願っています。

対話で育む

聖ドミニコ学園の教育は、対話を重視しています。生徒たちが自分で考え自分で決め、お互いに関わり合いながら生きていく力を養うことが大切だと考えているからです。かつて聖ドミニコが生きた時代は、異端者に対して武器をとって戦う時代でした。しかし聖ドミニコは、彼らと人格的に向き合い、対話をもって真理を伝えようとしたのです。強い力で無理矢理に考えを変えさせるのではなく、相手の主体性を尊重するのが聖ドミニコの姿勢でした。そこで本校では、少人数の授業や個人面談を教員と生徒の対話の場、諸行事やクラブ活動を生徒同士の対話の場と位置付けて、聖ドミニコにならった生き方ができるように教育活動を行っています。

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