教科の特色

宗教

聖書を通し、神の愛とイエス・キリストによる人類の救いの歴史、イエス・キリストの福音(よい知らせ)を学んでいきます。

具体的に中学校では、新約聖書から「イエスの生涯」と「イエスの教え」を学び、イエスがどんなに一人ひとりを大切にしたのか、イエスの伝える愛とはどのようなものかを理解します。

高校1年では旧約聖書を用いて神と人間との間に繰り広げられる「救いの歴史」を学び、イエスの「人類の救い主」としての使命を理解します。高校2年ではカトリック的な価値観に基づいて「生命」「自由」「知恵」「愛」といったテーマで自分自身の生き方を見つめ、高校3年ではグループワークを中心にさらに問題を掘り下げ、今まで学んできた精神を実社会で実践する方法を考えます。そして、自分の殻から抜け出し、他との関わりを大切にできる人間になるよう豊かな心を培っていきます。

国語

聖ドミニコ学園の国語科は、国語の楽しさを学ぶこと、中高一貫のカリキュラムを通して受験にも対応できる力を身につけることを目指しています。

中学1〜2年では、まず基礎的な力を固めつつ、国語の楽しさを感じてもらいます。例えば、漢字学習は小学校の復習から始めて、高校の先取りまで進みます。文章の読解はもちろんのこと、スピーチ・作文・朗読などの表現活動にも取り組み、考える力や伝える力を伸ばしていきます。また百人一首などを通して、古文にも親しんでいきます。中学3年から高校のテキストを用いて、スムーズに学習内容が繋がるようにしています。

高校2〜3年では、各々の進路を想定した学習が中心となります。大学入試過去問題の演習や小論文対策など、実践的な内容に入ります。習熟度別授業は、古典(高校2・3年)と現代文(高校3年)で展開しています。

数学

中高を通じて先取り学習を実施しています。中学校では授業開始時に確認テストを行うことで、習った範囲の復習をし、基本的な知識や計算力を身につけ、新たに習う内容の理解がより深まるようにしています。数学は積み重ねの教科であるため、小テストをこまめに行い、必要に応じて補習を行うことで、理解しないまま先に進むことのないようにしています。また、正解を求めるだけでなく問題を解決していく過程を大切にし、論理的に考え表現する力を伸ばすよう心がけています。

中学3年と高校1年では習熟度別授業を展開しています。苦手な生徒は基礎をしっかりと学習し、理系進学を目指す生徒はより高度な学力を早くから身につけられるようにしています。高校2年からは選択制となり少人数の授業を実施しています。授業選択者が1、2名になる年度もあり、質問しやすい環境で個々のレベル・進路に合った授業を受けることができます。

理科

豊かな自然環境の中、季節の流れを肌で感じながら中高6年間を通して科学の目を養います。そして、生活の全てが科学であると身をもって感じてほしいと考えます。そのために実験を多くするだけでなく、普段の授業の中でも映像資料などを多く取り入れています。

中学校では、基本的な実験操作や、科学の基礎知識を身につけることはもちろんですが、それらを活かして自ら考える探究活動を大切にしています。与えられた知識を元に、科学に活かせる力を身につけます。また、実験レポートやプレゼンテーションを定期的に行うことで、定期試験だけでは測れない学習成果も重要視しています。

高等学校の理科(化学基礎・科学と人間生活)は、1年次のみが必修です。将来的に理系進学を考える生徒は、2年次より専門的な授業を少人数クラスで学びます。医学、理学、農学など進学先は様々ですが、個々の受験形態や能力にあった学習プログラムを提供します。

社会

人としての尊厳を誰もが享受できる、平和で持続可能な社会を、世界中の人々と協働して作っていく力を身につけることが目標です。

中学では、地理・歴史・公民3分野の基礎知識を習得しながら、多角的なものの見方を養います。

高校では知識習得に加え、現代社会を生きるリテラシーの獲得を重視しています。1年次には、修学旅行で訪れる沖縄についての事前学習を1学期間かけて行い、沖縄の人たちの視点から、さまざまな問題を自分ごととして捉え、探究します。班ごとにプレゼンテーションを行い、それをさらに深めて個人のレポートを作成しますが、その過程で協働のマナーや発表のスキル、さらにレポート作成のルールを学びます。2年次以降の選択科目では、少人数制のメリットを活かした双方向の授業で、学ぶ意欲を高めていきます。また、積極的に問題演習に取り組み、入試に向けた実践力を養います。中高を通じてPBL型の授業も導入し、正解のない問いに取り組む力と技術を身につけます。

体育

体育では、学年に合った様々な運動に取り組み、身体を動かす楽しさや解放感、努力を続けることで得られる達成感などを体験することを目標にしています。

年間の体育行事には運動会・球技大会・ダンスコンクールがあります。特にダンスコンクールは、50年を超える伝統ある行事です。ダンスは、表現する題材を決める過程で、運動の得意不得意に関係なく、アイディアを出し合うことができます。クラスで1つの作品を作っていく中で、一人ひとりの考えを伝え、受け入れることで信頼関係が強まります。学年を重ねることに、テーマや踊りに深みが増し、見ごたえのある作品に仕上がります。

家庭科

家庭科は、日々の生活の中での体験から、自分の生活を豊かにし、多様な人々と共に安心して暮らす力をつけていく教科です。

中学生は生活に役立つ小物を作成し、家庭生活の役割と食事のバランスや健康について学びます。住居では安全で快適な住まいについて学び、園芸ではハーブ等の栽培・調理を行います。着付け・和楽器体験・茶道など、希望者に対して日本文化体験講座を開講しています。

音楽

中学生は歌とアルトリコーダーを中心に演奏します。また3月に聖堂で合唱発表会があり、クラス合唱と学年合唱の2曲を発表します。練習はパートに分かれ生徒が中心となって譜読みを進めていくので、ピアノや音楽が得意な生徒が活躍出来る場面が沢山あります。

高校ではより幅広い種類の音楽にチャレンジします。選択者による音楽発表会では、ジャンルや演奏スタイルは自由に、合奏やバンドなど得意な楽器や歌で仲間と共に演奏する喜びを体験します。高3では音楽関係の進路に進む生徒に対して楽典や聴音などの受験科目を中心とした授業を行います。

美術

中学校の美術では、3年間ゆっくりと時間をかけて「新しい自分を発見する」授業を展開していきます。技術指導とともに、生徒一人ひとりが持っている「感じる力」を引き出す事がドミニコの生徒に合った美術教育だと思うからです。美術の授業に於いて「タブー」は有りません。どこまででもチャレンジして良いのです。生徒達はそのことに喜びを感じ、新たな発見をするでしょう。

中学3年では、一人ひとりの創造性を重視し、高校での美術選択に繋げていきます。

高校生の美術選択者は毎年十数名おり、油彩を中心に一つのテーマを深く追求しています。また、美大志望者には適切な受験指導を行います

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