高1・沖縄修学旅行(自然編)

 123日から34日の行程で、高校1年生が沖縄の修学旅行に行きました。2020年を最後に沖縄への高校修学旅行は中止を余儀なくされていましたが、今年度は3年ぶりにドミニコ生が沖縄の地を訪れました。

 4日間の様子を自然、歴史・社会・文化、そして平和学習の3つのテーマに分けてお伝えします。

 沖縄の動植物は、本土とは異なるものが多くあります。1日目に訪れたビオスの丘では、湖水鑑賞船に乗船し、サルオガセモドキやキキョウランなどの植物を間近で観察したり、シャリーベイビーの匂いを実際にかいでみたりと、五感を使って鑑賞しました。修学旅行に先立ち、総合的な探究の時間(ドミニコ学)において、「沖縄の自然」について学習したことも生かしながら、自然の面白さを堪能しました。また園内の遊御庭(あしびうなー)では、山羊や水牛などと触れ合う生徒の姿も見られました。

 また沖縄の魅力のひとつである海については、2日目に訪れた国際海洋博公園の美ら海水族館において学びを深めました。修学旅行期間中はあいにくの天候で、海も荒れていたため近づくことはできませんでしたが、2日目の朝には雲間から差す陽光が、海上に大きな虹を描いていて壮観でした。水族館ではさまざまな海洋生物の展示にふれたほか、海洋プラスチックの問題などに関する展示も見学し、これからの環境問題についての知見を深めました。

  3日目には玉泉洞(おきなわワールド内)を訪れました。玉泉洞は長さ約5000メートル(うち公開部分は約890メートル)の鍾乳洞で、洞内には何万年という時間をかけて作られた鍾乳石があちこちにありました。日常ではあまり味わうことのない景観を生徒たちは楽しんでいました。

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