ドミニコ学レポート(2学期の活動風景)その2

 開設4年目を迎えた「ドミニコ学」(総合的な学習・探究の時間)の取り組みをご紹介します。前回に引き続き、今回は高校の活動についてご覧ください。

高1「沖縄修学旅行事前学習」   

  • 活動内容:1学期から実施している沖縄修学旅行についての事前学習。1学期末の中間報告をもとに、さらに必要な内容を増補し、各班で文献を中心とする調査・研究を行なった。中間試験後からは、レジュメ・スライドを準備した上で各グループが研究発表を実施した。また発表を聞いてわかったことやさらに知りたいと思ったこと、発表を通じてグループが伝えようとしていたことは何かということについて、Formsを利用してコメントを生徒各自が執筆した。
  • 活動概況:調査事項を的確にまとめるとともに、わかりやすく伝えるための工夫をこらした発表(ロールプレイを盛り込んだ発表や、事前告知動画の作成など)を行なっていた。また調査事項を踏まえて、自分たちに何が求められているのか、これからどのような行動を起こすべきかといった意見を述べる発表が多くみられた。3学期の修学旅行に向けて必要な視点をそれぞれが養う機会とすることができた。(写真は、発表の様子)

高2「金融や経済の仕組みを学び、社会を見る視点を養う」

  • 活動内容:①自分の将来と資産形成との関係について学ぶ。②学生向け金融・経済学習コンテスト「日経STOCKリーグ(日本経済新聞・野村ホールディングス主催)に応募するレポートを班で作成する(より良い社会を実現するための投資テーマを考える/テーマに関係のある企業について情報収集をする/コンテスト用バーチャル投資サイトで株を購入し、ポートフォリオを作成する/購入した株の値動きを観察して、背景を考察する)。
  • 活動概況:日経STOCKリーグは株の売買益を競う場ではなく、より良い社会を実現するという視点を重視しています。生徒たちはニュースを見ながら、「食品ロスの改善/観光業とコロナ禍/脱炭素/紙文化の将来/働き方改革」など、時勢に沿った独自のテーマを設定して、企業活動がどのように社会貢献と関係しているのかを調べました。コンテスト期間中、参加者は日本経済新聞を無料で利用できるため、日直生徒が記事を選んで廊下に貼り出すスクラップも行いました。
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