東京学芸大学高校探究プロジェクト「総合的な探究の時間 共創イベント」に本校教員・生徒が参加しました

 1218日(日)に東京学芸大学(東京都小金井市)で開催された「総合的な探究の時間 共創イベント」に、本校の教員・生徒が参加しました。

 2022年度から実施されている『高等学校学習指導要領(平成30年度告示)』では「探究」という考え方が強調されるとともに、各教科・科目等で身につけた資質・能力を活用・発揮しながら課題解決に向けて取り組む時間として「総合的な探究の時間」が設けられました。

 本校ではすでに「ドミニコ学」という名称でこの総合的な探究(学習)の時間に取り組んでいますが、今後この取り組みをどのように改善・改良していけばよいか考えるために、また個人的に探究活動に取り組んでいる生徒が自らの成果を発表するために、このイベントに参加しました。

 第1部では本校を含む全国の実践校がポスター発表を行いました。探究活動を進めていくうえではさまざまな課題があり、それぞれの学校で工夫や努力が重ねられていることがわかりました。普段学校の中では忘れがちな視点を、再確認することができました(写真は、本校のポスター発表の様子)。

 第2部では実践校の生徒たちによる研究発表がありました。高校生ならではの視点を生かしつつ、本格的な考察を行う研究の数々は、教員・生徒にとって大いなる刺激となりました。本校生徒もポスター発表で参加し、学校や授業について日頃考えていることを的確にまとめ、問題の改善に向けて提案を行いました。

 たんなる調べ学習に終始せず、社会をよりよくしていくことを考えるためには何が必要か、そもそも現在何が問題なのかをどう認識するか、課題は多いですが地道に取り組んでいくことが求められているように思います。そうした取り組みを生徒たちができるように、教員もよき伴走者となっていくことが必要でしょう。今回のイベント参加を機に、さらに探究活動の充実につとめていきたいと思います。

 イベントの様子については、東京学芸大学高校探究プロジェクト「Let's TANQ便り」第16号に掲載されています。(下記リンク参照)

https://g-tanq.jp/wp-content/uploads/2022/12/Vol.16.pdf

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