静修日の取り組みから

 本校では、各学年で期末試験終了後の期間に「静修日」という日を設けています。この日は、外部の講師をお呼びし、ワークショップなどを通じて自分自身や日常を見つめ直すことをねらいとしており、本校では以前から行われています。

 先日行われた「親睦の集い」では、ラッフルの景品としてマラウイのコーヒーがありました。

 実はマラウイのコーヒーを景品とするアイデアは、今年の7月に行われた高2静修日において、生徒が発案したものです。高2静修日では、「NPO法人せいぼじゃぱん」の方を講師にお迎えし、法人で支援を行っているマラウイの実情や支援の必要について教えていただきました。そのなかで、支援の方法としてマラウイ産のコーヒーを使ったドリップバッグを「親睦の集い」の景品にしてみないかというアイデアが出されました。

 そして本学園の後援会の協力も得ながら、10月の親睦の集いにおいて実際にマラウイ産のコーヒーが景品に採用されました。今回の収益は、マラウイの学校給食約3万食の支援に相当するとのことです。静修日で生まれたアイデアがこのように実際の社会につながっていくことは、日々の学びをより意義あるものにしていくことでしょう。

 この取り組みは「NPO法人せいぼじゃぱん」のホームページにおいても紹介されています。
 https://www.seibojapan.or.jp/st-dominic-coffee-donation-2022/

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