「分散登校とオンライン学習」石川一郎

[自宅からでもTeams会議機能とメタモジを使って双方向の授業をしています!]
 
聖ドミニコ学園では、現在、学年ごとに登校とオンライン授業が日替わりで行われています
生徒たちは、一日学校にきてリアルな授業を受けて、その次に日はオンラインの授業となっています
教室を見て回ると、学年によっては教室に先生が一人でパソコンに向かって授業をしています
その隣の教室では生徒がいて授業が行われています
日頃、生徒の活発な声がけっこう聞こえてきますが
さすがに現在は声をおさえながら発言をしているので
先生たちの声が中心に聞こえてきます
しかし、決して一方的に授業を進めているわけではありません
先生の言葉を受けて、生徒たちは手元のiPadを活用しながら学習活動に取り組んでいます
iPadが学内で使われてからすでに4年目となります
生徒たちはもちろんのこと、先生たちは年配の方も普通に使いこなしています
iPadにはメタモジというアプリがはいっており、これがとても便利なアプリです
ノートを取ることも出来ますし
課題を先生から配信することもできます
さらには、そこに書き込んだものを提出したり
クラス全員で共有したりすることも出来ます
「このことをあなたはどう考えますか?その理由は?」
という問いを先生が投げかけたとすると、それについて生徒一人ひとりが
iPadに記入して、クラスの他の生徒と一緒に共有することができるのです
クラスの他の生徒が考えていることが一斉に見られるのはなかなか画期的です
ICTの活用ならではですね
メタモジのいいところは、リアルな授業でもオンラインでも同じように使えることです
生徒たちは、学校にいる時と同じように双方向の授業を受けることが出来ています
今朝、校内で使用しているシステムから、生徒たちに今日は2次方程式の小テストを実施するという情報が流れていました
今日は、オンラインの日ですので、生徒は自宅からメタモジに配信された小テストの問題に回答しています
時間は区切られていて、手書きの回答が先生に寄せられます
先生のほうもメタモジ上で採点が出来ます
「学びをとめない」という言葉がよく言われています
分散登校という課題にも、聖ドミニコの関係者は最新の機器を活用しながら
しっかりと対応していました
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