「中1国語 群読~イマジン」石川一郎

[どのグループも工夫を凝らした発表をしていました]

先日もお伝えした中学一年生の国語の時間での群読のお話です。

今一度、「群読」とは生徒が文章を集団で読む朗読方法で、文章の内容に深くグループで入り込むことができるやり方です。最近、国語の時間で取り入れている学校も多いようです。

さて、群読をした生徒たちが次のようなコメントを残してくれました。

--『イマジン』は「平和を想像する」ところから始まっているが、後半に入ると「仲間になってくれないか」など、実際に行動を始めている描写があるなと思った。平和を想像するだけでなく、行動することの大切さが伝わった。--

⇒ 最後に「行動する」ことの重要性に気がついたようですね。

--みんながすぐに何かをしてしまうのではなく、一回「イマジン」してから行動した方が良いと思った。--

⇒ 「想像」することで「創造」ができると言われてますね。

 --国境が無くなってみんな同じ国になって、戦争がなくなってほしい。そのためには全人類が共通の言語にした方が良いけれど、それは難しいと思った。--

⇒ 言語と文化について切り込んでいます。

--『イマジン』の詩は、平和や争いについて書いた詩だから、一人で読んでいくのではなく、みんなで考えながら

読むことが大切だと思った。--

⇒ グループワークで心が動くことに気がついたようです。また、実際に口にする重要性にも。

 有名なジョン・レノンの「イマジン」。ただ賞賛するのではなく、深く読み取ることで多くのことが得られるものなんだと思いました!

素晴らしい国語の時間の取り組みでした。

一覧に戻る
PAGETOP