「高校生インタビュー」石川一郎

  
今日は、先日読売新聞社主催のセミナーに参加した高校生に話を聞いてみました。
講演内容は「フードロス」についてだったそうです。
すべて英語によるプレゼンで、2人は何とか話についていったようです。
内容的には
1.フードロスの実情
2.それが起こっている背景
3.今後の対策
といった流れになっていて、蛇足ではありますが、思考・表現が高次化しています。
これは、中1のインターの理科の授業でのフォーマットにもなっています。
彼女たちに参加の動機を聞いてみると、
社会問題を自分の耳で実際に聞いてみたい、
机上の知識として学ぶことも大事だけど、パッションある人から直接話を聞きたい、と。
なるほど。やはり、「パッション」は大事なんですね。
そして、それに終わらずに、聞いたことはよく考察してみたいと。
鵜呑みにするわけではなく、クリティカルにとらえたい。
いいですね。
そして、なるほどそうだと、事実であると認識したら他の人も巻き込んでいきたい。
なるほど、こういう若者が未来を切り開いていくのだなと。
さて、二人に将来のことを聞いてみました。
一人は次のような思いから将来を考えいるそうです。
「世界の多くの人とコミュニケーションをとりたい。文化の違いも含めて学んでいきたい。
日本であまりなじみのない国の人とは特にコミュニケーションをとってみたい。」
そんな思いを両親にぶつけたところ、それならCAがいいのでは?と言われたことをきっかけに
CAを目指しているとのことでした。
もう一人は、世界で起きている出来事の正しい情報をつかんで
人々に伝えていくような仕事をしたいとのことでした。
SNSなどで信憑性の低い情報に振り回されている人が多いことに問題意識を持ち、
それに対して何かが出来ないかと考えているとのこと。
ジャーナリストが彼女の道でしょうか。
最後にインタビュー恒例?の聖ドミニコ学園の魅力について聞いてみました。
二人声をそろえて言いました。
「小規模な女子校なので、自分自身をすべて出せること」
これもなるほどです。
お互いがよくわかっているので、空気を変に読むことなく生きていける。
何だかとても楽しそうだと思いました。
[2人とも、突飛な質問にも一生懸命考えて誠意をもって答えてくれました]
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