「いよいよ6日の発売です!」石川一郎

[出版社より]
  
皆様、こんにちは!
新学期もいよいよ始まりましたね。
どんな夏休みをお子様は過ごされたでしょうか?
今回は前回に続き、著作の紹介です。
保護者の皆様にこの本でわかっていただきたかったことは何か。
今日はそれをお話します。
「なぜそうなるの?」
「こうだったらいいのにな~」
「もし私なら~」
といった子どもの発言に皆様、どのくらい向き合っているでしょうか。
小学生くらいだとけっこう上記の発言をするかもしれません。
しかし、中学高校と進むにつれてだんだんとなくなっていくことはありませんか?
実は、自分もかつて生徒たちと接していた頃をどうだったか考えてみると、
上記のような生徒たちの発言に対して
「それもいいけど、今はとりあえず目の前のことを〜」
授業が脱線していくことを心配して、言っていたのではないかと反省しております。
今になって考えてみると生徒たちの思考力を妨げてしまったなと後悔しきりです。
「なぜそうなるの?」は理由を考えること、「なぜ」「なぜ」と突き詰めることは
物事を根本的に考えるとても大事なことです。
「こうだったら」「もし私なら」は物事を「自分事」にして考えること。
創造的な思考が働いており、学んだことを活用しようとする心が動いているのです。
「思考力」の重要性はよく言われます。
「考えなさい!」というものの、実は「考える」ことを妨げてないでしょうか。
 
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