「リケジョのきっかけは美術の授業」 石川一郎

卒業生の在校時代の作品 当時好きだったテレビ番組のスタジオを再現したものだそうです
 
9月2日に説明会があり、卒業生3人とトークセッションをしました。
一人とは一度インタビューでお会いしていたのですが、
あとの二人とは初顔合わせ。
事前にちょっとだけ時間をいただき、打ち合わせをしました。
「ちょっとだけ」と言いながら彼女たちの話を聞いていたら、広報のS先生が呼びに来ました。
なんと!いつの間にか説明会5分前(笑)
いや~、話が面白くて引き込まれてしまいました。
さて、本題です。
「リケジョのきっかけは美術の授業」
一人の子は、理系の大学で建築学科に進学しました。
「何をしたいの?」
と聞いたところ、空間などのデザインをするのが好きだということです。
建物だったり、部屋の中だったり。
なるほど、私は安藤忠雄さんの建築が好きなので、彼女の話についつい引き込まれていきました。
そんな彼女の進路のきっかけを聞いたみたところ、「中3の美術の授業」とのこと。
どんな授業かと言うと、
手のひら大の丸い木箱が一人に1箱渡され
「中に何を入れますか。自分の好きなものを入れなさい。」
生徒たちはその小さな空間で自分の世界を繰り広げます。
粘土や絵の具、サランラップや毛糸など、さまざまなものを駆使して自由に表現します。
実は先日、先生たちとの研修で美術のH先生からこの授業のことを聞いたばかりだったのでちょっと驚きました。
以前、steam教育の話もしたと思いますが、理系と芸術は本当につながりがあると感じました。
あらゆる教育が大切にされているのが聖ドミニコ学園なのだと改めて実感した瞬間でした!
一覧に戻る
PAGETOP