2018年07月10日
卒業生の声
7月8日(日)に行われた体験授業・説明会で、卒業生の村上さんがスピーチをしてくれました。
卒業生の声(2018.07.08 体験授業・説明会にて)
こんにちは。今日はお集まり頂きありがとうございます。私は今年の3月にドミニコ学園を卒業しました村上と申します。現在大学一年生です。今日は私から見たドミニコの良さを皆さまにお伝えできれば嬉しいです。よろしくお願いいたします。
まず生徒のことからお話しします。ドミニコ生はとても優しく穏やかで、思いやりのあるところが魅力であると思います。少人数クラスの中で過ごしていくうちに、みんな仲良くなって家族のように温かな雰囲気が作られていきます。運動会、球技大会、学園祭ダンスコンクールなど、行事を重ねるごとに団結が強くなりました。クラス対抗で行うものも、そのうちに学年で頑張ろうという意識になり、学年の一体感ができるので、自然と過ごしやすい雰囲気ができていたと感じます。学年全員と友達になれるのも良いところで、実際私は、当たり前に誰とでも話せる、当たり前に誰とでも仲が良いという感覚になりました。一人ひとりの個性をそのまま受け入れて、みんなと仲良くしたい、という気持ちがある生徒が多いと思います。そのためとても過ごしやすく、毎日が楽しい学校生活でした。
先程家族のような温かい学校だと申しましたが、その温かみは先生方なくしては生まれないものだと思います。校長先生、教頭先生、担任の先生、クラブの顧問の先生をはじめとしてそれぞれの教科を担当してくださる先生方など、全ての先生が、生徒一人ひとりの個性を知った上で、良いところを伸ばすようにサポートしてくださいました。私はダンス部に入部し、習い事ではクラシックバレエをずっと習ってきていたのですが、習い事の方で舞台があるときなどは、顧問の先生に相談することで、習い事にもダンス部にも専念することができ、高3で受験準備に入る前までどちらも続けることができました。もちろん習い事に専念したいと、部活には入らない子もいます。でも好きなことを両立することが不可能ではないということです。勉強のことをお話しすると、ダンス部の大会前や習い事の練習が大変な時期などは勉強のために割く時間が少なくなってしまいました。しかし、それを見込んで計画的に勉強していくことで定期試験を乗り越えることができました。このように習い事のことなど、学校内のことでなくても自分の悩みを先生に相談することが多くありました。何でも先生に相談しやすい環境ができていると思います。アドバイスをしてくださったり、要望に応えてくださったりと、生徒思いの先生がたくさんいる学校なので、ドミニコにいると安心します。
ここからは自分自身の進路のことについて話したいと思います。私は現在、上智大学文学部フランス文学科で学んでいます。この学科を知ったのは、私が中学3年生だった時にダンス部の先輩が上智のフランス文学科へ進学なさったからで、それから興味を持ち始めました。私は先輩と同じカトリック推薦という方法を利用して受験したのですが、受験準備にあたって、先輩に様々なお話を伺い、大変お世話になりました。同じ推薦で上智に進学されたほかの先輩方にも連絡を取り、役立つ勉強法を教えていただきました。横だけでなく縦のつながりもあるので、私のように進路のことなどで先輩に相談する人も多かったと思います。
このようにたくさんの人に支えられて、私は自分の目標を達成することができました。その道のりには、いつも誰かがそばに寄り添っていてくれました。ドミニコを卒業して、優しい友達と先生方の元で、自分が守られていたことを実感しています。
私自身もそうであったように、ドミニコ小学校から進学してくる子たちは、次の年に新しい友達と出会えることをとても楽しみにしています。どうぞ安心してドミニコに入ってきてください。これにて私からの紹介とさせて頂きます。ご静聴ありがとうございました。