1月 園長ブログ

 

 3学期の始めに“一年の計は元旦にあり”という言葉を子どもたちに説明しました。新年を迎えたことを一つのきっかけにして、自分から新しい挑戦をしていきましょうという話もしました。挑戦することは、それに向かって工夫、努力する経験になっていきます。何事も最初は上手くいかないことの方が多いでしょうが、自分を信じてトライ&エラーに積極的に取り組むような経験をたくさんしてほしいと思います。

 神様はいつも共にいてくださる。ということを感じられるように幼稚園では毎日いろいろな場面でお祈りをします。お祈りは“神様とお話しする時間”です。自分本位の願いを求めるのではなく、自分と向き合う時間でもあります。自分のまわりのことに関心を持ち、感謝の気持ち、思いやりの気持ちを持てる心は物事を前向きにとらえる姿勢となります。

 ご家族の愛情を一身に受け、幼稚園生活を神様に見守られて送る子どもたちが、安心してより一層充実した時間を過ごせることを願い、今年の4月より延長保育としてドミニコ+(どみにこぷらす)を開始することといたしました。単に長時間過ごすだけではなく、ネイティブの職員といっしょに英語に触れながら楽しい活動を体験できる時間です。慣れ親しんでいる幼稚園内で充実した体験の出来る環境を準備しています。家庭で過ごす時間が幼児期の子どもにとって大切であることに変わりありませんが、近年の子育て環境には多くの人が支え合って、子どもを見守ることの必要性が求められてきています。何かを身に付けることを目標にした習い事の時間とは違い、多くのお友だちと触れ合い、楽しみながら体験する時間を持てることは今の時代だからこそより重要となってきていると感じています。これからも神様に倣い、あかるく・つよく・ただしく育つことを願って子どもを見守る環境を充実させてまいります。

 

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