クリスマス発表会

 毎日のお祈りでイエス様をとても近くに感じている子ども達。そのイエス様のご誕生をお祝いするクリスマスは、何より特別な日です。幼稚園では、クリスマス発表会を通じてクリスマスの本当の意味を知り、みなでイエス様のご誕生をお祝いします。2022年度は、年少児は同名の絵本をモチーフにした『おばあさん だいすき』、年中児は『アリババととうぞく』、そして年長児は『聖劇』をそれぞれ発表することになりました。
 11月に入ると、同年齢での横割り活動の時間を設け、学年毎に練習を重ねていきます。年長児は一人ずつ渡された台本を手に、役ごとにセリフや歌を覚え、その後ステージ上での立ち位置や演出などを自分のものにする通し稽古へと移行していきました。年中児、年少児も紙芝居や絵本の読み聞かせから話を理解し、自分の役のキャラクターや歌などを少しずつ覚え、セリフ回しも上手になっていきました。
 11月末の総練習では、初めて衣装を身に着けてステージに上がりました。着替えながら、いつもとは違う自分の姿に興奮気味の子ども達。観客のお友達の応援を受け、立派にやり遂げることができました。その自信を胸に、本番に向けた練習が佳境に入っていきました。 
 そして迎えた121日、2日のクリスマス発表会。緊張した面持ちで入室した子ども達ですが、教師に迎えられ、着替えが進んでいくと期待が膨らみ、気持ちが高まっていくのを楽しんでいる様子でした。係のお友達の開会の挨拶が終わるといよいよ本番が始まりました。保護者の皆様の温かい眼差しが向けられたステージ上では、子ども達一人ひとりが主役となって輝いていました。年少児は、思わず客席に手を振る微笑ましい場面などもあり、可愛らしい動物さんになっておばあさんと心を通わせる素敵な劇を届けることができました。年中児になると、セリフの掛け合いもあり、物語の世界感を十分に伝えながら、フィナーレの歌に至るまで全力を出し切っていました。年長児は、憧れていた聖劇。自分の役に誇りを持ち、2000年以上前のイエス様のご誕生の場面を喜びいっぱいに演じることができました。幕が閉まると大きな拍手が鳴り響き、子ども達を包み込んでいました。保育室に戻ると、安堵の表情を浮かべる子ども達。教師からも次々と称賛の声がかけられていました。大きな達成感と共にまた1つ成長したみんな。イエス様も喜んでくださっていることと思いますよ!

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