園長ブログ 1月

2020年を迎えました。

世界中の人々にとって、聖ドミニコ学園幼稚園の子どもたちにとって良い一年になって欲しいと願っております。

幼稚園の生活では毎日いろいろな場面でお祈りをします。お祈りは神様に見られていることを感じる“神様とお話をする時間”です。お祈りはお願いではありません。『神様、私の為に○○してください』と自分本位の願いを叶えてくれることを求めるのではなく、神様が私たちを愛し、いつも見守ってくださることを感じながら自分と向き合う時間でもあります。自分の周りがどんな環境の中であっても感謝の気持ちを持ち、思いやりの気持ちを持てることは強さにも繋がります。

“一年の計は元旦にあり”という言葉を3学期の始めに子どもたちには説明しました。物事の始めは大切にするべきであり、新しい年を迎えたことを一つのきっかけにして、新しい挑戦もしていきましょうという話もしました。一歩を踏み出すことは他人と競争することとは別です。それぞれの思いでやりたい事、身に付けたい事を見つけ、それに向かっていくことはとても尊い経験です。上手くいかない事も多いでしょう。そんなときにも神様に見守られていることを感じ、周りの人にも感謝を忘れないようになりたいものです。

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