クリスマス発表会

今からおよそ2000年前、今のヨルダン川西岸にあるベツレヘムという町で、イエス・キリスト様がお生まれになりました。幼稚園では、そのご誕生を祝う12月25日のクリスマスを前に、クリスマス発表会を通してお祝いを致しました。

11月に入ると、同年齢での横割り活動の時間を設け、学年ごとに発表する劇の練習を進めていきました。演目は、年少さんは、ウクライナ民話の『てぶくろ』、年中さんはノルウェー民話『北風のくれたテーブルかけ』、年長さんはイエス・キリスト様の誕生の物語『聖劇』です。自分たちの役や登場する場面が決まると、その役や場面ごとに集まってセリフや歌を練習して覚えるところから始めました。最初は、声が小さかったり、セリフが出てこなかったりしていましたが、練習を重ねるごとに自信をもって出来るようになり、本番の舞台となるホールのステージへの練習に移行していきました。

本番は、123日(火)4日(水)の2日間で行われました。年少さんは動物たちの衣装に身を包み、ステージ上に登場した大きな手袋の前で、振り付けとともに声を合わせて歌を歌い、かわいい姿でのびのびと発表をすることができました。

年中さんは、5つの場面それぞれに掛け合いのセリフや状況や心情を歌う歌があり、どの子も話の展開を理解しながら楽しんで演じることができました。

年長さんは、3年間の園生活においても集大成となる聖劇を、とても立派に演じ切っていました。セリフに感情をこめたり、ハンドベルに挑戦したり、自分の役に責任感をもって堂々と取り組む姿が見られました。

保護者の皆様方がとてもあたたかい雰囲気を作ってくださっていたとはいえ、ステージの上に立つ緊張感は皆が感じていたはずです。その緊張をはねのけて、持っている力をしっかり発揮していた一人ひとりは、本当に素晴らしく、成長の糧となるかけがえのない経験になっているはずですし、何よりイエス様が心から喜んでくださっていることと思います。

 

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