園長ブログ 11月

秋らしい季節となってまいりました。自然豊かな学園の中は木々の葉が色づき、葉を落とし始めました。はやくも次の冬に向けて準備をしているようにも感じられます。子どもたちがこの自然の移り変わりを目で見て肌で感じながら、さわやかな天気が続く秋空の下、園庭で元気いっぱい駆け回っている姿を見れることに幸せを感じます。自然と同様、幼稚園でも“クリスマス発表会”に向けての準備が始まっています。年長さんの聖劇を始め、各学年で行う発表するものがどのような内容で、どんな意味があるのか先生方からお話を聞き、本を読んでもらい、昨年の様子を映像で見たりして理解を深めました。年長さんは配役もどんな役どころかを先生方からすべて説明を受けたうえで子どもが決めます。当然、希望の役を必ずできるわけではなく、泣いて悔しがる子、第一希望が叶って嬉しいけれど、そうでない子を思って控えめに先生からの言葉を待っている子、役が決まったことにドキドキしている子など、様々なドラマがありました。思い通りにいかない体験をしても切り替えて、その後の練習に前向きに取り組み始めてくれています。秋に実がなるように、幼稚園生活で、行事を経て、子どもたちの成長を感じられることはやはり大きな幸せです。

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