運動会

1学期の終わりから、運動会の練習を頑張った子どもたち。ついに105日土曜日、運動会当日。前日の予報では、10月にも関わらず最高気温が34度にもなる、ということで熱中症にならにように対策をしながらも、無事に運動会が開催されました。観客の皆さまの手拍子のなかで、園児たちが堂々と胸を張り入場しました。運動会の始まりです。

各学年それぞれ、今までつけてきた力を出し切って頑張りました。

年少さんは、21組となって宇宙旅行へ出かける『うちゅうりょこうへしゅっぱつ!』という競技をしました。1人で行うのではなく、お友達と一緒にロケットを持って走ることが、最初は難しかったのですが、練習を重ねるごとに上手になりました。『プリプリサンバ』というダンスも、たくさんのお客様にドキドキ ワクワクしながら、元気いっぱいに踊りました。キラキラのブレスレットを手首に飾り、たくさんの拍手をいただきました。

年中さんの『障害物競争』では、ネットくぐり、ハードル、山登り、平均台、前転などいくつもの障害物を乗り越え、かっこよく走ることができました。『パラバルーン』は「パプリカ」の曲に合わせて、リズムに乗ってダンスをするところからスタートです。1つ1つの技を大切に確認しながらたくさんの練習を重ねてきました。練習の後半には、バルーンがうまく膨らまないと落ちこんだり、成功した時は喜んだりする姿が見られました。完成度を意識するようになり「さすが年中さん」と私たち教師も感心しました。当日は、周囲から歓声が沸くほどの大成功で終わることができました。

年長さんは、『組立て体操』を行いました。昨年の年長さんが運動会でやっていた組み立て体操。憧れだった反面、実際に練習してみると、友達と力を合わせることの難しさを感じたこともありました。しかし一緒に頑張る友達がいるからこそ、失敗の先にある成功をみんなで喜び合うことができるのです。暑いグラウンドで、裸足になって何度も練習を重ねました。本番は、全員が太鼓の音に集中し、練習の成果を存分に発揮することができました。『リレー』では、子ども達がバトンを持って堂々と走る姿に、保護者の方や観客の方から大きな声援をいただきました。終わったあとの子どもたちは、達成感に満ちた清々しい表情をしていました。

未就園児のお友達の可愛らしいかけっこも、小学生のかっこいいリレーも、素晴らしかったです。

全ての競技を終え、楽しい親子ダンスを踊ったあとは、運動会の最後、閉会式です。運動会を通して、きっと子どもたちはたくさんのことを感じたでしょう。最初は難しいことでも練習を積み重ねることの大切さ、友達と力を合わせる楽しさ、自分が持っている力を出し切れた時の達成感、成功した時の喜び等、このたくさんの経験が、良い思い出となり糧となりますように願っています。神様が見守ってくださるなかで、運動会という素敵な一日を過ごせました。

終了後は、たくさんの保護者の方が片付けを手伝ってくださいました。幼稚園の運動会を一緒に作っていただきましたことを、心より感謝申し上げます。

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