園長ブログ

 「羽ばたけ、新しい風にのって」のテーマの学園祭に、幼稚園児も精一杯自分を表現し、取り組みました。3歳から18歳を網羅しての学園祭です。企画・運営を担当する中学・高校の文化委員は、小学生・幼稚園生にも配慮し、少し離れている幼稚園舎に何度も足を運び、いろいろ配慮してくれました。まことに頼もしい成長です。

 かたや幼稚園児は可能性のかたまりです。旧約聖書は神の創造の業で始まりますが、神は世界をいろいろなものの組み合わせでお創りになり、その中に植物や動物をお創りになるときは、いろいろな種類、その中でいろいろな個体をお創りになりました。「これがいいから、全部こうしよう」とワンパターンにはなさいませんでした。神がなさることはすべて「よい」ことです。一つひとつの草も、花も、虫も、魚も、鳥も、動物も、人間も、同じものはなく、全部違います。そして全部「よい」のです。

 教師は、一人ひとり違い、可能性のかたまりである幼児が、それぞれの「よさ」を発揮できるように、そして未来の社会で「自分の場」を占めることができるように、一人ひとりの成長に協力したいと願っています。これは自分の力だけで出来ることではありません。創造主である神の助けを願いながら、全力を尽くしたいというのが私たちの願いです。

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