卒園式

 311日(土)聖ドミニコ学園幼稚園第67回卒園式がホールで執り行われました。この日を迎えるまで、年長児は毎日練習を重ね、幼稚園生活を最後まで大切に過ごしてまいりました。式が近づくにつれ、欠席者が増えていき、なんとか全員揃って卒園式を迎えられたらと願っていましたが、全員の出席は叶いませんでした。しかし、3年間一緒に過ごした友達みんなの心が一つの大きな希望となって、卒園式を迎えられたのではないでしょうか。

 第一部では、一人ひとり卒園証書を立派に受け取りました。壇上での子どもたちの顔を見ていると、なんとも誇らしげで、頼もしく、さすが卒園生!と感じます。

 第2部では、子どもたちが卒園に向けて練習してきた歌を発表しました。「福笑い」は年中時代に歌った思い出の曲です。「思い出のアルバム」は一年の幼稚園の思い出を歌詞に載せてかわいらしい振付けも合わせて歌いました。「一年生マーチ」は小学生になることへの希望を込めて元気いっぱい歌いました。そして最後、「すばらしい出会い」は幼稚園で出会った大切な友達を思い、いつまでも友達だよという気持ちを立派に歌いました。保護者の方をはじめ、たくさんのお客様の前で、緊張していた様子もありましたが、みんな笑顔で、大きな歌声を聞かせてくれました。

 その後、謝恩委員の方が昼食、謝恩会と企画をしてくださり、楽しい一日はあっという間に過ぎていきました。謝恩会を準備してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

 最後のお帰りは、入園から何度も何度もくぐった幼稚園の玄関から、子どもたちは勢いよく飛び出し、教師のアーチにもみくちゃにされながら、笑顔で保護者の皆様の元へ帰っていきました。3年間のお友達との楽しかったこと、嬉しかったこと、頑張ったこと、たくさんの経験で、子どもたちは心も体も大きく立派に成長しました。神様のお恵み、保護者の皆さまのご協力に感謝し、幼稚園を巣立つ子どもたちのこれからの明るい未来をお祈りし、喜びの一日を終えました。

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