とどけ!この思い!!

この日を本当に楽しみにしていました。心待ちにしていました。

コロナ禍で、さまざまな制限の下での学校生活・・・。子どもたちはそれを受け入れ、感染には十分注意を払って生活してきました。

しかし、楽しみにしていた行事が中止になったり延期になったり・・・残念に思うこともまた数多く経験しました。運動会はおもいっきりやらせてあげたい。

そんな教員の強い願いもあり、2学期早々からコロナ対策をしながら準備を進めてきました。

 

当日、子どもたちは生き生きとしていました。目が輝いていました。1年生から6年生までが同じ場所に集まれたのはいつ以来のことでしょうか。嬉しさが込み上げてきました。

「運動会ができることに感謝し、仲間と励まし合い、決して最後まで諦めずに一生懸命頑張ります」という選手宣誓で、子どもたちのテンションはさらに上がりました。「さぁ、いよいよ運動会だ!」胸が高鳴りながらグラウンドでは白熱した紅組と白組の戦いが始まりました。

 

 

 

 

 

残念ながら親子競技はプログラムに入れることはできませんでしたが、子どもたちはそれぞれの種目を全力で臨みました。今まで我慢してきた思いを吹き飛ばす勢いそのままに躍動しました。輝き放つ一人ひとりに、本来の子どもの姿を目の当たりにしました。そして「行け~~!!」と自然に声が飛び出したのでした。

 

 

全ての競技が終了したとき、子どもたちの表情は晴れやかでした。あっという間だったと言う子どももいました。それだけ夢中になっていたのでしょう。そして勝敗は・・・

 

僅差で紅組の逆転勝利!!この点差からも本当に両者の戦いは激戦でした。最後まで諦めずにみんなが一生懸命に頑張った結果なのだと、お互いが称え合いました。コロナ禍で思う存分活動ができなかった日々でしたが、この日は久しぶりに子どもたちの心が燃え上がった一日になりました。

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