いつも思いを乗せて・・・

あれから10年が経ちました・・・児童会委員の6年生がこのように語り始めました。この聖堂に集う小学生たちにとって10年前の出来事は6年生でも当時は2歳。他学年の

児童はなおさら記憶がありません。そこで児童会委員の6人は丁寧に東日本大震災の当時の様子を調べ、そしてゆっくりと話し始めました。

 

学校から帰宅できなくなった児童が大勢いたこと。夜中になってようやく歩いて迎えに来られたお母さん、お父さん方も大勢いらっしゃったこと。朝まで学校に泊まることになった

児童もまた大勢いたこと。そして何より東北地方の方々の様子をスライドを交えて話してくれました。大きな大きな揺れのあと、十メートルにも達する高さの大津波が襲ってきて、

人々の生活を一気に飲み込み流してしまったこと。聞いている児童たちはただ茫然とスクリーンに映し出されるその様子を見つめていました。

  

でも、10年という月日の中で、みんな前を向き、決して諦めることなく強く生きてきました。また日本中から、いや世界中から応援とサポートをしていただき、笑顔と心強さを

勇気にしてみんなで復興を目指してきたことも知れせてくれました。みんな強くてすごいな!こんな大きな地震と津波がきたんだ・・・わたしたちだったらどうする!?

個々の胸にさまざまな思いが巡りました。児童会長が最後に呼び掛けた言葉は、「みんなで祈りましょう」でした。そして誰もがそっと目を閉じ手を合わせ、個々の思いを祈りに乗せました。

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