みんなの祈りが・・・

先日、突然政府から発表があった全国の学校の休校要請。

私たちは、戸惑い慌てました。え?クラブ活動はどうなるの?6年生を送る会は?卒業式はできるの?みんなとはもうお別れ?学校に来たい!!子どもたちから様々な声が上がりました。確かに新型コロナウイルスによる感染の恐怖はあります。予防も徹底しなくてはなりません。でも学校が休校だなんて・・・多くの児童が動揺しました。そして慌ただしく休校に入る準備が進み、2月28日を最後に子どもたちは春休みまでの期間、自宅待機となりました。

 

3学期に全校児童は様々なお祈りをしてきました。『新型ウイルスが猛威を振るっています。感染した方々が一日も早く回復しますように』『神様、いつも見守ってくださりありがとうございます。あと少しの間、6年生と楽しく大切な時間を過ごせますように』『新型ウイルスの感染拡大により、心ない差別の声が聞こえてきます。自分を守ることだけでなく、少しでも苦しむ方々へ心を向けることができますように』『4月から新しい学年に進級します。その前に自分の気持ちを整えて、できなかったことを少しでもできるようにして良いスタートを切れるように頑張りたいです。どうか見守ってください』

 

『昨日は、灰の水曜日で四旬節が始まりました。イエス様が受けた受難を考えて過ごすことができますように。そして四十日間、欲張りな心を静めて、少しでも何かを我慢することができますように』など、各々が心の内を素直に祈りました。友達や先生方には当分の間、会えなくなってしまいました。6年生は卒業式の一日を最後に、6年間の小学校生活に幕を閉じます。残念な気持ちや心残りもあります。しかし、これも経験なのかもしれません。自分たちの心のもちかたを冷静に顧みながら、新学期にまた新たな気持ちととびっきりの笑顔で会えることを楽しみにしています。どうか体調に気をつけて元気に過ごしてください。

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