2019年05月30日
5年信州蓼科林間学校①
こんなにも青い空がまぶしく美しいとは・・・
前日の大雨が五月晴れを見事に演出してくれたかのように、快晴の下,5年生は信州蓼科に向け、出発しました。
東京や神奈川の都市生活から離れ、標高1400mに広がる大自然蓼科白樺高原での3日間。
子どもたちはこの日を楽しみにしていました。自然とテンションが上がる子どもたち、バスの中では
レク係が作成した歌集から何曲も歌って本当に楽しそうでした!
バスに揺られること4時間。最初の目的地「鷹山ファミリー牧場」に到着です。牧場スタッフの方々が温かく
迎えてくださり、まずはお昼ご飯のバーベキューをいただきました。
新鮮でおいしい肉や野菜をおなかいっぱいいただき、なんて幸せなことか。この後、命をいただく有難さと
感謝する心をもつ大切さをじっくりっと学ばせていただきました。
トラクター体験ももちろん初めて!本来は収穫したキャベツやレタスを運ぶために使う大きなコンテナ。
ざっと20人の子どもが乗り込みドライブへ出発!キャベツや野菜の気持ちになって揺られて来ました。
揺れに揺られた後は、搾りたての濃厚なミルクから作られたソフトクリームをいただきました。
そのおいしさと言ったら・・・この顔をご覧いただければもうお分かりですね!
そしていよいよ牛の乳しぼり体験。牛はいつでもお乳を出したいわけではないそうです。その時の体調や
気分によって苦痛になることも多々あるそうです。でも人間の都合により、どんな時もおとなしく搾乳させてくれます。
それでも搾乳ができなくなった牛は・・・食肉となります。まさに人間の都合による生涯をおくり、その生涯を終えます。
涙がこみ上げてきましたが、子どもたちは牛の温かなぬくもりを感じながら牛を優しくなで、搾乳を体験させて
いただきました。そして改めて感謝の心をぐっと胸にしまい、優しく穏やかな牛の瞳をじっと見つめていました。
宿泊するホテル清明荘に到着したのは、夕方4時過ぎです。スタッフの方々に挨拶をし、入浴を済ませ
楽しい夕食の時間を迎えました。
その後すっかり日が暮れ、キャンプファイヤーの時間に。
勢いよく燃え上がる炎を囲み、ダンスやゲームで楽しみました。
子どもたちの元気な歌声や笑い声が、蓼科白樺の澄んだ闇に流れていきました。