【聖堂朝礼】アドベント

 123日は何の日でしょう。分かりますか?では、1224日は何の日ですか。そうですねクリスマスイヴ、イエス様のお誕生日をお祝いする日ですね。イエス様はこの世界を救うメシアとして、神様が私たちにくださった贈り物です。イエス様は人々に神さまの愛を教え、病気で苦しんでいる人を助けました。そして最後にはイエス様は私たちのためにご自分の命を犠牲にして、わたしたちの罪をかわりに取り去ってくださいました。その神様の愛や慈しみを思い、わたしたちの行いをもう一度改め、イエス様を迎える心の準備をするための期間が待降節です。123日は待降節の1日目にあたります。学園ではアドベントの集いとして、聖堂でお祈りをします。

「待降節」は漢字で書くと「待」という字は「待つ」、「降」は「降りてくる」、「節」は「ふし」期間という意味です。つまりイエス様が神様の国から地上に降りてこられるのを私たちが待つ期間のことです。皆さんはこれから、イエスさまをお迎えするために「霊的花束」を準備します。マリア祭の時にもやりましたが、一人ひとりが自分でよく考えて、イエス様を迎えるためにどんな心でお迎えをしたらいいか、どんな目標にすると自分がより良い自分になれるかと悩んでいるかもしれません。

 イエス様は「人から自分にしてもらいたいと望むことを、人にもしてあげなさい」とおっしゃいました。つまり「自分がしてほしいと思うこと、他の人にしてあげなさい」ということです。自分が辛いなとか困ったなと思ったときに、人にどう言って欲しいか、何をしてほしいかと考えたこと、それを困っている人辛いと思っている人にしてあげましょう。そしてよいクリスマスを迎えましょう。

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