【聖堂朝礼】トルコ地震

 26日、トルコという国でM7.8の大きな地震がありました。これまでにトルコと隣の国のシリアあわせて12000人以上の方が亡くなっています。多くの国が救助隊を送ったり、着るもの、食べ物、日用品などの物資を運んだりしています。日本も建国際緊急援助隊・救助チーム6日の夜に送っています。

ニュースなどで見た人は分かると思いますが、建物が崩れ、細かく割れたコンクリートが山のようになっていました。救助隊ががれきの中から下敷きになっている人を救出するなど、懸命な救助活動が続いています。そんな中、となりの国のシリアは政府とそれに反対するグループでの戦いが10年以上も続いているため、反対グループへ物資が届かないという困った問題も起こっています。こんな状況なので、一時、戦争をやめて同じ民族で助け合う道を選んで欲しいと思います。

 

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」(マタイ 7-12)

イエスさまのことばです。

イエス様が40日の食事をとらずお祈りをする中で、悪魔からお前が神の子なら、この石をパンに変えてみろと誘われましたが、それを払いのけました。その後ガリラヤ地方でイエス様はいろいろな人にお話をしたり、 病気を癒したりしました。 その評判を聞いてたくさんの人たちが集まってきたので、大勢の人たちと一緒に丘に登って、 そこでお話をしました。

「平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」

今こうして集まって、皆の心にやすらぎをもたらしている皆さんのことを、神さまはうんと

喜んでくださっていますよと優しく祝福してくださったのです。

そんなお話をしたときの最後の方で、イエス様は「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」とおっしゃいました。

何かがあって、助けてほしいと思うなら、まず自分から先に人を助けてあげましょう。皆さんも身近でできることがありそうです。手伝ってほしいな、というときは自分から先に

手伝いましょう。手伝ったあなたのことを、神さまはご覧になっていることでしょう。

一覧に戻る
PAGETOP