《教室寸景》(高2・ドミニコ学)「自分の将来とお金の話」

 今年度の高校2年生のドミニコ学(総合的な探究の時間)のテーマは、「成年年齢18歳」です。来年18歳を迎える生徒たちが、自信をもって社会に参加できるようになるために、1学期は政治について、2学期は経済について理解を深める活動に取り組んでいます。

 1026日には野村ホールディングス株式会社より講師の方々をお招きして、金融リテラシーを学ぶ出張授業を開催しました。授業のテーマは「ライフプランを学ぶ『自分の将来とお金の話』」。自分の将来の目標やライフコースを思い描いて、それを実現するためには、どのような家計管理やライフプランニングが必要かを考えるワークに取り組みました。

 授業に参加した後の、生徒たちのコメントの一部を以下にご紹介します。

  • 想定以上に自分が今までお金をかけてもらったことに気づき、それを恩返ししていかなければいけないと思いました。 
  • 分散、積立、長期という3つのポイントが一番重要だということを知り、早い段階から取り組んだ方がいいということを聞いて、早めに実践したいと思いました。
  • 自分の人生を生きていくのにお金がどのくらい必要なのか、考えたこともなかったので計算して目安の金額を知れてよかったですし、面白かったです。将来自分にどれくらいのお金が必要で、どのように使えば人生楽しく暮らせるのか、しっかり考えていかないといけないなと思いました。 
  • 「金融リテラシー」というと、硬く聞こえていましたが野村證券さんのお話を聴いて、私たちの未来の20年間の生活でいくらお金が必要なのか、そうすると月にいくら貯金する必要があるのかを算出して、未来を構想する機会になったので、「金融リテラシー」は必要不可欠であり、身に付いているだけ今後の人生が生きやすくなると思いました。 
  • お話を聞いて将来自分がやりたいことに対して具体的な金額を計算することでお金を計画的に使う大切さを知ることができました。また、使うだけでなく貯金することも大事だと思ったので、今後買い物をするときは今回のお話を思い出したいです。

 ある生徒は、「将来留学したいけれど、費用はいくらかかるんだろう?」と言って、必要な金額を調べていました。「金融リテラシー」について学ぶことは、自分の「夢」を具体的な「目標」にするための、最初の一歩を踏み出すことにもつながると感じました。

参考:「野村の金融・経済教育」 https://manabow.com/classroom/

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