学園長挨拶

聖ドミニコ学園 学園長 山崎昭彦
聖ドミニコ学園
学園長 山崎 昭彦

子どもたちに「あなたは愛されています」と伝えること。それが私たち聖ドミニコ学園の教育活動のベースにあります。愛される体験が数多くする積み重ねられる中で、子どもたちの心の奥に、人を愛することのできる優しさ、思いやり、温かさが育まれていきます。

13世紀に活躍した聖ドミニコ・ド・グスマン。ヨーロッパ各地を行脚して神様の慈しみを伝え続けた聖ドミニコの説教は決して一方的なものではなく、「対話」を中心に据えていました。相手を大切にする心で話を聞く。そんなドミニコの姿に共鳴した多くの仲間が集まって、800年前に聖ドミニコ修道会は設立されました。

聖ドミニコ学園の教育理念は「真理を求め、自由に生きる」。カトリックの世界観を基礎にして、時代が大きく変化していっても揺らがない理念を持ち、幼稚園から高等学校までの一貫した方針の下、年代に応じた学び合いの中から、「対話」を大切にし、真理を探究する姿勢を大切にしています。

一人ひとりが違う、その関わりの中に、それぞれの今があります。そのどれをも、神さまは愛してくださっている、ということを知っていれば、「私はすでに愛されている」と分かるし、「相手も神様から愛されている大切な存在」なのだと分かります。
ドミニコファミリーと言われることの多い、学園に今も流れる温かな雰囲気は、愛し愛される学園生活が連綿と続いてきた証と言えます。
在籍する園児・児童・生徒と教職員、保護者による後援会、卒業生のための同窓会、そのすべてに流れる温かさは、神さまからのお恵みです。
子どもたちを光として、私たちはこれからも変わりなく歩んでまいります。

聖ドミニコ学園 学園長 山崎 昭彦

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