「中1国語PBL授業」石川一郎

~平和な世界を「イマジン」して行動している人を探そう。その人たちについて調べて、紹介しよう~

中学一年生がこのような課題のプロジェクトを行いました。
ジョン・レノンの平和を歌った「イマジン」の自由訳を新井満さんがしていますが、その自由訳が題材です。
最初に生徒たちは、「イマジン」自由訳を読み込みます。
そしてグループに分かれて、「平和な世界をイマジン」している人物を各自探して調べました。
今日は、調べたことをプレゼンして共有する時間でした。
グレタさん、マララさん、マザーテレサといった有名な方以外にも、緒方貞子さんや中村哲さんといった最近の方々や、国境なき医師団、JICA、ユニセフなどの団体を調べたグループもありました。
この授業を見学させていただき、その「ねらい」を考えてみました。
イマジンを読んで、それこそ「イマジン(想像)」する力のトレーニングをしているのだろうなと。
授業で触れたことで終わらずに、人物を決めてどんなことをしたのかを取材する。
そのためには、本を読んだりして情報を集めることが必須です。
また調べたことを整理し、分析をして編集します。
最後は、クラスメートに発表です。
あ、これはまさしく総合的な探究の授業そのものです。
生徒たちは、ドミニコ学でもこのサイクルのトレーニングをしており、けっこう普通にこの流れが出来ていました。
そして、発表をして、西亀先生から素敵なコメントがありました。
生徒たちがこだわったであろうこと、苦労したであろうこと、先生からしても聞いたことで発見があったこと。などなど発表した生徒たちがほっとするコメントでした。
このプロジェクトは実はこれで終わりではありません。
この後、イマジンしたことを頭におきつつ、また自由訳「イマジン」を群読していきます!
「イマジン」がひろがる素敵な未来を祈念しております!
  
一覧に戻る
PAGETOP