2019年03月15日
「卒業式」石川一郎
３月１３日、聖ドミニコ学園は高校の卒業式でした。
お御堂での式ということで荘厳で、厳粛、しかしながらどこか洒脱な感じがするのが、ドミニコらしさなんでしょう。
女子校の卒業式は、スクールカラーがよく表れていると言われます。
歩き方から何から、１から10まで訓練されていると思われる学校もあります。
聖ドミニコ学園の生徒たちは、立ち居振舞いは、やはりとても上品です。
訓練して無理矢理作られた感じは全くなく、ごく自然体です。
あ、なんか上手く表現出来ず申し訳ないです。
式の中には、キリスト教の教えがいくつか出てきました。
その中の一つであるマタイ伝の話をご紹介します。
あなたたちは、地の塩である
塩がその味を失ってしまったら
何で塩の味をつけられようか
もう役に立たず、外に投げ捨てられ人々に踏みつけられるだけである
あなたたちは、世の光である
山の上にある町は隠れることができない
また、明かりをともしたら
升の下に入れないで、燭台の上におくものだ
こうすれば、明かりは部屋中の人をみな、照らしてくれる
このように、あなたたちも、人の前で光を輝かせよ
聖ドミニコ学園の卒業式に贈るのにふさわしい言葉だと感じました。
「ご卒業おめでとうございます❗」