「多様性と自己肯定感」 石川一郎

 
「前回のブログ評判いいですよ」
と広報部長のT先生。
いくつになっても、褒められると自己肯定感は高まりますね(笑)。
T先生ありがとうございます。
さて、今回も前回に引き続き、卒業生インタビューで感じたことです。
彼女は、海外で学ぶ、という進路を選択しました。
「多くの人とつな がりたい!」
というのが、一番のモチベーションだと感じました。
その原点は、機会あれば学内だけでなく学外。世田谷の御近所さんから他校の生徒たちとの交流。そしてそれにとどまらず、海外にも機会あれば、ショートステイをして交流。
交流する時は、ただ単に友達を増やすというのではありません。自分と考え方や立場が違う人たちとも積極的に持論を述べ、相手の意見も聞き、「対話」をする。
人とつながる度に、自分の世界が広がっていくことが何よりも楽しいのでしょう。
彼女が進路先に選んだのはイギリスです。
政治をメジャーにしようとしているとのことですが、その背景にはブレクジットがあります。EUの複雑なバックグラウンドをあえて現地で学ぶこと。それが進路でこだわるところのようです。
学びが一般的には「軽く薄く」なっているようなところに、あえて「多様で複雑」なところに踏み込んでいきたいと。
いやはや、素晴らしい、すごい若者です。
そんな彼女の生き方の原点をそれとなく探ってみました。
すると、やはりドミニコだ、ということでした。
「どんな子でも居場所がある」
「自分らしく個性的にふるまっていることを許してくれる」
自己肯定感が高まる場であることを強調してくれました。
「心のふるさと」
やはり、大事なんだと改めて考えさせられました。
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