「グローバルスタンダードコースの学び」石川一郎

2019年から聖ドミニコ学園で導入されるコース制
 グローバルスタンダードコース & イマージョンコース
グローバルスタンダードコースは、その名の通り、グローバルスタンダードの学びを展開します。
学びの特徴は3つあります。
 
  1. PBL(PROJECT BASED LEARNING)
  2. 高次思考の追求
  3. CEFRのB2レベルの英語力
 
今回はPBLについてお話いたします。
グローバルスタンダードで何をもってグローバルとするかは難しいところですが、
ここではイギリスの教育を例にとって話をしたいと思います。
以前、ケンブリッジでイギリス人の先生から聞いた話です。
"Who are you?"
これが教育の究極の「問い」であると。
「あなたは何者?」
「あなたはどこから来てどこに行くのですか?」
「自分はどんな人間で、何がしたくて、何のために生きているのか?」
そんな根源的な「問い」だと思います。
こんな「問い」こそが「プロジェクト」だと考えます。
PBLとは「正解のない問い」に対して
個人またはグループで最適、最前な答えを出していく学びです。
そして、答えと出していく中で大事なことは「対話」です。
自分自身との「対話」、グループでの「対話」
聖ドミニコ学園で大事にされている「対話」です。
中高での教育の究極の問いは
将来したいことを考えることだと思います。
どんな進路を取るのかは、あくまで自分の将来を実現するプロセスでしかないと思います。
豊かになるとか、人より良いとか、という価値観もあるかもしれませんが、
そう言う相対的な価値観ではなく自分にとって絶対的な価値観を追求して欲しいものです。
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