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あいにくの冷たい雨が降ったりやんだりの日となりましたが、可愛らしい１年生が元気に入学しました。

小学生として初めての登校は、お父さんお母さんと手をつなぎ、少し緊張した表情で正門をくぐりました。下駄箱まで来ると６年生が出迎えてくれて、名前を伝えると優しく下駄箱の場所を教えてくれました。「おねえさんたちは大きいなぁ・・・」そんな思いで６年生の顔を見上げていたのでしょうか。

教室に入ると担任の先生が笑顔で迎えてくれました。「１年間どうかよろしくね！」なんだかフッと緊張がほぐれた瞬間でした。そして見渡すと大勢の新しいお友達。「みんなやさしそうだな・・・。だれとともだちになろうかな・・・。となりのせきのひとは・・・。」そんなことを考えているうちに体育館で入学式が始まりました。

お祝いの言葉をたくさんいただいたけれど、特に記憶に残ったのは代表の６年生がスピーチで教えてくれた「給食はすごくおいしいですよ、フランス語の授業はおどったり歌ったりで楽しいですよ、困ったときはどんなことでも私たちに言ってくださいね」という言葉でした。

すごく楽しみが増えたのでした。式が終わったあとには・・・

「おかあさん、もう、おともだちたくさんできたんだよ、はやくきゅうしょくたべてみたいな！べんきょうがんばるね」そんな会話をしながら正門を後にする親子を見かけました。