クリスマス発表会

　12月５日、クリスマス発表会を行いました。2025年度のクリスマス発表会は、年少児は、絵本をモチーフにした『もりのふゆじたく』、年中児は、日本の昔話から『かさじぞう』、そして年長児は、聖劇『イエス様のご誕生』をそれぞれ発表しました。
　2学期の大きな行事である運動会が終わると、次にクリスマス発表会の練習が始まります。横割り活動の時間には、学年毎に、たくさんの練習を重ねてきました。年長児は一人ひとりが渡された台本を毎日読み、役ごとにセリフや歌を知り、その後、ステージ上での立ち位置や演出などを覚えていきました。年中児、年少児も紙芝居や絵本の読み聞かせから話を理解し、自分の役や歌、セリフなどを少しずつ覚えていきました。
　当日は、緊張と期待でドキドキの子ども達でしたが、衣装に着替え本番を待つ姿は、これまでの練習で得た自信とやる気に満ちていました。

　保護者の皆様の温かい眼差しが向けられたステージ上では、子ども達一人ひとりが主役となって輝いていました。年少児は、可愛らしい動物さんになって心温まる物語を完成させました。年中児は、それぞれの場面で異なる歌や、セリフの掛け合い、動きを交えながら物語の世界観を伝えられるよう演じました。年長児は、憧れていた聖劇です。自分の役に誇りを持ち、2000年以上前のイエス様のご誕生の場面を喜びいっぱいに演じることができました。フィナーレでは、保護者の皆様とご一緒に「しずけき」を歌い、綺麗な歌声がホールに響き渡りました。
　終了後の保育室では、ドキドキした！たのしかった！まぶしかった！などたくさんの感想と共に、自分の持てる力を発揮し、やり遂げた安心感で、すっきりとした表情を見せてくれました。

 　イエス・キリストのご誕生をお祝いし、人々に平和がありますよう、お祈りいたします。思い出に残る素晴らしいクリスマス発表会になりました。