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2月 園長ブログ

 冬らしい晴天が続き、澄んだ空気で空が青く高く感じられます。幼稚園生活の中で、この時期は特に逞しさを感じることが多くありますが、子どもたちは寒さに負けずお友だちと元気に外遊びを楽しんでいます。
 1月に保育参観がありましたが、『外遊びの時間に一人でいるのが気になりました』という相談をいただきました。お友だちとの関わり方は様々です。もちろん教師が遊びを提供することや遊びの輪に加わるよう促すこともありますが、基本的には外遊びは子どもの自由を見守っています。お話をしなくてもいつの間にか一緒に砂場で何かを作ったり、年長さんに一生懸命ついていこうとしたりと、遊びの中で、お友達とのかかわり方を模索している様子が多くみられます。そのような経験が学びとなり、成長のきっかけになっていると感じています。
 3学期というまとめの時期らしく、取り組み中の「おしごと」の完成を目標にしたり、お家で作ってきた作品をお友だちの前で発表することを心待ちにしていたり、幼稚園での時間を楽しみにしているという声がたくさん聞こえてきます。お部屋での活動も外遊びの時間も充実しています。自分の周りには様々な人達がいることを知り、お互いに刺激をもらえる経験は子どもたちにとって必要な時間です。
 ご家庭でも、「お友だちと仲良くしてね。」と促すよりも、幼稚園でどのような1日を過ごしたかといった様子をたくさん聞いてあげてほしいと思います。