• ドミニコブログ

クリスマス発表会

御子イエス・キリストの御降誕を心からお祝いいたします。
毎日のお祈りや年長児の聖劇を通し、クリスマスの本当に意味を知り、一緒に喜びの日を待ち望んでおります。

 2024年度のクリスマス発表会は、年少児は絵本をモチーフにした『おともだちになってね』、年中児は『金のガチョウ』、そして年長児は聖劇『イエス様のご誕生』をそれぞれ発表しました。
 11月に入ると、横割り活動の時間を多く設け、学年毎に練習を重ねてきました。年長児は一人ひとりが渡された台本を毎日読み、役ごとにセリフや歌を知り、その後、ステージ上での立ち位置や演出などを覚えていきました。年中児、年少児も絵本の読み聞かせから話を理解し、自分の役や歌、セリフなどを少しずつ覚えていきました。
 総練習では、初めて衣装を身に着けてステージに上がりました。着替えをするとさらに気持ちが引き締まった様子が見られました。お友だちにお客様になってもらい、応援や拍手をもらうことで立派にやり遂げることができました。その自信を胸に、本番に向けた練習がさらに充実しました。

 そして迎えた12月5日のクリスマス発表会。緊張と興奮が入り混じる中で入室した子ども達は、準備を進めながら練習のことを思い出し、少しずつ落ち着きを取り戻していきました。お友だちや先生と最後に声掛けをし、いよいよ本番が始まりました。保護者の皆様の温かい眼差しが向けられたステージ上では、子ども達一人ひとりが主役となって輝いていました。年少児は、全身を使って表現をし、可愛らしい動物さんになって、心温まる物語を完成させました。
年中児は、セリフの掛け合いや動きを交えながら物語の世界観を伝えられるよう演じました。
年長児は、憧れていた聖劇。自分の役に誇りを持ち、2000年以上前のイエス様のご誕生の場面を喜びいっぱいに演じることができました。フィナーレでは、保護者の皆様とご一緒に「しずけき」を歌い、綺麗な歌声がホールに響き渡りました。保育室に戻り、無事に幕が下りたこと、本番までの練習を一緒に頑張ったことなど、お友だちや教師と一緒にたくさんの感動を分かちあいました。何にも代え難い喜びを感じ、また一つ成長した子ども達、神様も喜んでくださっていることと思います。