1月 園長ブログ

 年が明けて少しずつ冬らしくなってまいりました。能登半島地震で被災された方には厳しい日々が続いているかと思います。少しでも早く復興できることをお祈りしています。
 昨年は、ご家庭でも幼稚園でも『子どもの本当の気持ちを知りましょう』ということに重点を置き、子どもとのコミュニケーションを深めていくことをいろいろな場面でお伝えしてきました。幼い子どもたちは自分の気持ちをそのまま言葉で伝えることは難しく、それでもさまざまな方法を使って表現してくれます。ですから、私たち大人は子どものちょっとした言葉や行動の背後にある気持ちを、読み取ってあげることが大切です。
 今年は『褒め上手なお父さん、お母さんになって、みんなで幸せになりましょう』ということを目標の一つにしたいと思います。子どもはたくさん褒められて伸びていくものです。ただ大切なことは、親の価値観を押し付けず、子どもの行動をよく見ることです。子どもが一人で黙々と作ったものを「見て、見て」と持ってきた時に、何を作っているのかわからなくとも、「すごいものが出来たね」と感動したり、「これは何をするものなの」と質問したりするなど、子どもの立場に立って、「子どもの価値観」を受け容れて、熱中して作っていたことを認めてあげることが大切です。たくさん褒めて、可愛いわが子を大いに伸ばし、親子ともども幸せになりましょう。
 感謝の気持ちを表す「ありがとう」も、大事な褒め言葉の一つです。毎日一回は子どもを褒めていきたいですね。

 

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