9月 園長ブログ

 9月3日に、学園全体での“奉仕活動”が行われました。自然との調和を大切にしている学園であるが故に、数多く育っている樹木・草花を整える必要があります。主に“草むしり”を中心に多くの生徒、児童、園児がご家族の方々と共に自分たちの学び舎をきれいにしようと集まりました。厳しい残暑が続く中でしたが、親子でおしゃべりをしながら清掃活動を楽しんでいるご家族や、積極的に重労働を引き受けてくださるお父様の姿に、とても嬉しい気持ちになりました。きれいにするという目的はもちろんですが、我が子の通う学園の為に学び舎をきれいにすることが愛着に繋がっているのだと感じられました。
 食育で伝えられるように、苦手な野菜でも自分で収穫したものは、おいしく感じるのと同じで、愛着を持つということは気持ちを積極的に変えてくれるものです。大切な我が子を学校に任せるだけでなく共に手を取り合おうと行動してくださる保護者の皆様の姿勢は、子どもたちも普段何気なく使っている園庭や遊具を大切にしようという気持ちが強くなったことでしょう。暑い日であったため活動時間を短縮し行った奉仕活動でしたが、学園にかかわる人々の絆がさらに深まり、豊かな時間となりました。

 

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