7月 園長ブログ

 七夕の前に、学園の敷地内にある竹林から切り取った2本の大きな竹を用意しました。年中・年少さんは折り紙で作った飾りを付け、年長さんは短冊に気持ちを込めて願い事を書きました。本来、短冊には自分の願いだけでなく、習い事や勉強などの物事の上達を願うものですが、子ども達には自由に書いてもらいました。『○○屋さんになりたい』『あいどるになりたい』という自分の夢を願う子もいれば、『べんきょうがすきになりますように』『そらをとびたい』といった、今の気持ちを率直に書いている子など、とても子どもらしい言葉が多く見られました。幼稚園での活動がコロナ以前のように戻ってきたことから、今年は『みんなと一緒に○○したい』といったお願いは、あまり見られませんでした。皆で過ごしたいという言葉は子どもたちの心からの願いなのだと改めて気付くことができました。
 コロナが5類に分類されてからまだ2か月ほどしか経っていませんが、大きな規制の必要のない環境でお友達とかかわり、みんなで一緒に活動を楽しむことは、本当にありがたいことです。
 今年度は天候にも恵まれ、“水遊び”も復活しました。園庭を裸足で歩き、びしょびしょになって、泥だらけになる経験は、慣れていない子どもたちにとって最初はおっかなびっくりでしたが、暑い季節の中でひんやりと気持ちが良く、楽しい時間となりました。
 短冊に書かれた子どもたちの願いが叶いますように、そしてこれから迎える夏休みが子どもたちにとって楽しい日々となりますようにお祈りしています。

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