卒業生の方から学校新聞のバックナンバーを提供していただきました

 先日、中学高等学校の卒業生の方から、学校新聞「ヴェリタス」のバックナンバーを提供していただきました。

 「ヴェリタス(Veritas)」は聖ドミニコ学園の学校新聞です。当初は「東京聖ドミニコ学園新聞」という題字で、中学高等学校開校の翌年、1963(昭和38)年7月に創刊されました。「東京」を冠していたのは、1953年に仙台で創立された聖ドミニコ学院と区別するためと思われます。

 その後、1970(昭和45)年発行の第9号から、「Veritas」という題字になりました。このとき高校1年生が作成した図案が今日も使われています。ちなみに「Veritas」とは、ラテン語で「真理」「真実」を意味する言葉で、本学園のモットーでもあります。

 以来、年3回程度(号外や特別号も発行されることがあります)の発行を重ね、途中休刊することもありましたが、なんとかこの7月に第175号に至っております。現在、記事執筆・発行は、各クラスの新聞委員によって支えられています。

 本校の職員室には、複写も含めてヴェリタスのバックナンバーが所蔵されています。ただし昭和40〜50年代に発行された号のいくつかは校内に現存しておりませんでした。そこで同窓会に協力をお願いして捜索したところ、卒業生の方より昭和40年代に発行したものを何号か提供していただきました。その写真が上掲のものです。

 「パンが5円値上がりして30円に!」「パンダブーム」(いずれも1972年の新聞より)など、時代を感じさせる記事もあれば、試験や受験の勉強に追われることなど、いつの時代にも学校にみられるような記事もあります。

 今回提供いただいた紙面を含め、折をみてこちらのブログでも紹介したいと思います。

 なお以下の号は引き続き捜索しておりますので、卒業生の方で以下の号をお持ちの方は、本校までご一報ください。

  •  第21号(昭和49年7月)
  •  第23号(昭和50年3月)
  •  第24号(昭和50年7月)
  •  第25号(昭和50年12月)
  •  第26号(昭和51年3月)
  •  第27号(昭和51年7月)
  •  第28号(昭和51年12月)
  •  第29号(昭和52年3月)
  •  第36号(昭和54年7月)
  •  第51号(昭和59年?)※欠番の可能性あり。
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