《教室寸景》(高2・総合的な探究の時間〔ドミニコ学〕)ポスターセッションガイダンス

 今年度の高校2年生のドミニコ学(総合的な探究の時間)では、ひとりひとりの関心にもとづいた課題探究に1年間かけて取り組んでいます。最終的にはポスターにまとめたうえで発表会を行う予定ですが、先日はそれに向けてポスターの作成方法に関するガイダンスをワークショップ形式で実施しました。

 はじめに「ポスターセッション」という発表形式について、ウェブで得られる情報を各自で調べるとともに、iPadのアプリを利用して周りの生徒たちと情報を共有しました。その後、昨年度探究活動に取り組んだ高校3年生が実際に作成したポスターを鑑賞し、作成においてどのような点に注目することで効果的な発表となるのかということについて考察しました。

 最後にこれから取り組むポスターの構成や盛り込む内容について、各自で簡単なレイアウトを作成しました。

 生徒たちは、今後、これまで調べてきた内容についてポスター形式でまとめを行い、それぞれが所属するゼミにおいて中間報告を行います。そして3学期には追加調査等を行い、ポスターセッション形式での最終発表に臨む予定です。

 本校では近年、「総合的な探究の時間」においてアカデミック・スキルの育成に取り組んでいます。とくに、課題の設定や情報収集の方法、効果的な発表の仕方について、調査・研究活動とともに学習することで、探究の高度化をすすめるために必要なスキルを生徒たちが身につけられるようにすることを目指しています。そして調査や発表だけで終わらせずに、来年度や卒業後にもつながるような研究や方法を身につけていくことができるよう願っております。

(総合的な学習/探究の時間〔ドミニコ学〕検討チーム)

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