広報ブログ『キャンパスの風』

　4月19日（水）7校時、世界で活躍する指揮者・西本智実先生によるワークショップ「Music Edutainment」が聖堂で開催されました。

　Edutainmentとは、EducationとEntertainmentの造語であり、西本先生は若い世代に「耳で聴くだけではない」音楽の楽しみ方を伝える取り組みを行っていらっしゃいます。今回は、音楽の聴き方、感じ方を講義を中心に実演も交えながらご紹介下さいました。

　楽器紹介コーナーでは弦楽器と管楽器の実際の音を聴き比べたり、その楽器にまつわるお話を奏者の方々からうかがうことができました。生の楽器の音を初めて聴く生徒もおり、会場からは時折歓声も上がりました。

　2年前には、本校生徒全員が西本先生が関わる内閣府プロジェクト「ムーンショット型研究事業」の目標9「2050年までにこころの安らぎや活力を増大する事で精神的に豊かで躍動的な社会を実現」の前身となるワークショップに参加し、作品制作を行っています。今回の講義が生徒たちにとって「音楽とこころ」の関係を考えるきっかけとなることを願います。