ダンスコンクール

 11月11日(金)、第1体育館にてダンスコンクールがありました。中学1年生から高校2年生が体育の授業を中心に準備を重ねてきた成果を発表しました。高校3年生は各クラスの演技を見守りました。

 このコンクールでは各クラスがテーマと表したいことを設定し、それにもとづいたダンスを創作します。そしてテーマとダンスの融合性や独創性などの観点から相互評価を行います。生徒たちは学園祭終了後あたりからテーマ設定を行い、振り付けや陣形などをつくっていきました。中間試験終了後からは、体育の授業以外に放課後も使って練習を重ねました。今週は朝練習はもちろん、業間休みをも使いながら微調整を行っていました。なかには昼食の時間に教室のプロジェクターを使って自分たちのダンスを視聴し、動きを確認するというクラスもありました。あらゆる時間をダンスに捧げるなかで、今日の本番を迎えています。

 ダンスの得意な生徒も、また苦手とする生徒も、それぞれが自分の持ち場に一生懸命に取り組んでいる様子でした。また演技の終わるごとに、中高生、教職員、そして鑑賞に来ていた聖ドミニコ学園小学校の6年生たちから割れんばかりの拍手が送られました。

 本校のカリキュラムマネージャーをつとめる石川一郎先生より、鑑賞を終えての感想をいただきましたので、以下に掲載いたします。

「皆様、こんにちは。

 聖ドミニコ学園では本日3年ぶりにリアルでの全校ダンスコンクールが開催されました。 

 中学校1年生からコンクールが始まりました。クラスごとに行われ、それぞれダンスには「テーマ」があり、訴求するストーリーがあります。 一人ひとり役割があり、クラス全体での創作が印象的でした。1年生からあるレベルにいっており驚くとともに上級生になるにつれ完成度はどんどん上がっていきます。

 高校の部になると、訴えたいテーマがすごいです。「BRAVE」「真の首魁」「運命と愛」「折り鶴」といった「テーマ」があり、それぞれ芸術性が高いだけでなく哲学的な内容もふんだんに盛り込まれていました。それぞれ数分間の短い演技ではありますが、すっかり内容に引き込まれてしまいました。

 全校での対面ということで演技に対する生の反応があり、拍手もあってたいへんいいコンクールだったと思います。生徒たち、そして影で支えた教職員にエールを贈りたいです。

 やはり、聖ドミニコ学園は素敵な学校です。」

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