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メールマリアベネディクタ武田教子追悼ミサ

 4月29日、聖堂にてメールマリアベネディクタ武田教子追悼ミサを行いました。

 メールマリアベネディクタは、本学園の創設に尽力したメールのお一人です。また1969年、1980〜1994年にかけて中学高等学校校長を務めたほか、学園理事長も歴任しました。

 2026年の2月8日に仙台にて帰天(享年99歳)し、葬儀・告別式は密葬にて執り行いましたが、この度学園において追悼ミサを行うこととなりました。

 ミサ当日は卒業生や元教職員を中心に、多くの方にご参列いただきました。

 司式を務めた司祭の方からは、生前のメールマリアベネディクタが「あとに続く人たちを信頼しているから、これから先には心配するところがない」と語ったこと、その一方で、平和がどれだけ大切なことであるかということを忘れないでほしいと述べていたことなどについてお話がありました。そして「父がわたしに命じられたままに語っている」(『新約聖書』ヨハネによる福音書第12章)という朗読箇所に通じる姿がそこにはあったと述べられました。

 また高校同窓会長、学園後援会元会長から「お別れのことば」として、メールマリアベネディクタとの思い出についてお話がありました。高校同窓会長は、相手を許す心を持つこと、自分自身が不完全であることに気づいて人と接することで成長することができること、そしてひとりひとりのユニークさを認めて愛することの大切さなどについてお話があったことを振り返りました。また後援会元会長は、何もないところから学園をつくりあげるなか、「失うものがないのだから怖いものはなかった」と語っていたことを振り返りました。

 強い信念を持ちながら愛をもって他者とともに進んできたメールの姿は、本校校歌にある「雄々しくゆかまし」という語の意味にも重なります。そしてそれは、この学園に学んだ一人一人が身につけ、自ずから実践していることでもあるといえるでしょう。

 これからの本学園の発展にあたっても、メールマリアベネディクタが築いた礎を大切にしていきたいと思います。