• 広報ブログ

《教室寸景》(中1・数学)切って貼って考える正多面体

 中学1年生・アカデミックコースの数学では、正多面体を学習するにあたり、実際に5つの正多面体を生徒の皆さんが製作します。

 実際にものそのものに接するなかで、意識的であれ無意識的であれ得られることが、ふとした瞬間に役立つことがあります。図形の場合には、実際に紙を切ったり貼ったりする過程で、ひとつの頂点にいくつの辺や面が集まっているのかということにおのずと注目することになります。

 いわば五感を存分に駆使するなかで、「図形の性質や関係を直観的に捉え論理的に考察する力」(中学校学習指導要領・数学、第1学年の目標)が養われるともいえるでしょう。

 試行錯誤しながら学ぶことは、当然時間がかかります。一方で、中学1年生のこのときに基礎基本を盤石なものにしていくことで、これから学ぶ内容もより定着しやすくなると考えています。立体をすべて頭の中で考えるのではなく、いったん実物にしてみることで、空間的に捉えることも可能になるのでしょう。

 折にふれて今回学んだ見方や考え方を思い出し、地道に学びを積み重ねていってほしいと思います。