• 広報ブログ

2025生徒会役員選挙

 12月11日(木)、第1体育館にて生徒会選挙・立会演説会を行いました。

 今回の選挙は、2026年度の新生徒会役員を選出するものです。昨年度から選挙規定が変更され、生徒会会員の選挙によって役員を選出し、そののち役員のなかから会長を選出する形式となっています。

 立候補者は中学1年生から高校1年生で、現職の候補者もいました。演説会では、学校のあり方に関するさまざまな意見や公約が述べられました。現職の視点や、中学校から本学園に入学したことで得た視点、また小学校との関連からの改善策など、それぞれの立場から現状を捉えた意見は、教員にとっても大いに参考になりました。

 とくに「『難しいからできない』というのではなく『どうすればできるか』を考えること」「校則をただ都合のよいように変更するのではなく、よりよい学校生活の実現に向けて見直していく」という視点は、令和4年改訂の『生徒指導提要』にもみられるところです。学校自体が持続可能なものとなっていくよう、均整のとれた議論の充実が望まれます。

 フロアにいる生徒の皆さんは、事前に配布された選挙公報を丹念に目で追いながら、候補者の演説に聞き入っていました。

 演説会終了後に、各クラスで投票を行いました。投票方法も昨年度から規定が変更され、現在は制限連記投票制を採用しています。国政選挙や地方選挙とは異なる方法を体験できる機会は、意外に貴重かもしれません。

 その後、選挙管理委員会により開票作業を行いました。あす12日には新役員が決定する見通しです。