高校3年生「総合的な探究の時間(ドミニコ学)」ポスターセッション
6月14日(土)、1・2時間目に、高校3年生によるポスターセッションの集いを実施しました。
このセッションは、高校2年生の1年間をかけて実施した個人探究の成果を高校生全体に発表するものです。すでに高校2年生のときに学年内でのポスターセッションを実施しましたが、今回はその際の質疑応答や追加調査の結果を踏まえてポスターを再構成し、さらに聞き手として高校1・2年生を迎えて行いました。
多くの学校では体育館などを使って行いますが、本校では教室において展示板を使って実施しています。また代表者の発表という形式をとらず、一人一人が必ず発表できるという点も、本校のポスターセッションの特色です。
ポスターは生徒たちがiPadを活用して作成しました。一点モノの手書きではない分、整理・まとめの段階で気づいたことや、その後の調査でわかったことなどをすぐに盛り込むことができるところにメリットがあります。発表にあたっては、紙で出力したポスターをタイリングし、A0サイズに貼り合わせました。
前回のセッション時とくらべ、内容をより明確にしつつ、聞き手にとって効果的にその内容を伝えられるような工夫がなされていたように思います。前回セッションにおいて、「発表したら終わり」ということにせず、質疑応答を通じて内容を整理したことがここに生かされたのかもしれません。
昨年度につづき、こうして探究の成果を発表する機会を設けることができた意義はきわめて大きいでしょう。探究する姿勢や手法が、こうした機会を通じて次の学年へと引き継がれていくことを期待しています。