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2025運動会

 6月5日、中学高等学校の運動会を行いました。

 前日の夜には雨の予報も出ていましたが、当日は雲ひとつない快晴で、運動会にふさわしい「日本晴れ」の日を迎えることができました。 

 はじめにクラス旗の紹介がありました。中間試験終了後から放課後などを使って準備を進め、今日お披露目されました。図柄や文字、色遣いなど、隅々まで工夫が凝らされたクラス旗は、運動会以降も教室に掲示されることが多いです。

 選手集合ののち、高校3年生による選手宣誓では、全力で競技し、ともに応援し、そしてともに楽しむことが高らかに誓われました。 

 今年度はさまざまな場面において新しい試みが取り入れられました。そのひとつが団対抗競技です。例年通りのクラス対抗の競技も残しつつ、縦割りの団を導入しました。4つの団に分かれて、玉送りやオセロゲーム、借り物競走などの競技で戦いました。 

 放送も、生徒たちが選んだ音楽が競技中はBGMとして流れたほか、実況も趣向を凝らしたものになりました。競技者を讃えることと、場を盛り上げることを両立させられるというところに、いかにも本校らしさが表れている気がします。 

 文化部のクラブ対抗リレーでは、ラケットの上にボールを乗せて運びます。途中落球してしまったときには、トラック内にいる同じクラブの生徒はもちろん、その周りにいる別のクラブの生徒たちも協力して、ボールを拾いました。

 恒例の「玉入れ」では、高3生徒と保護者の皆さんが白熱した戦いを繰り広げました。数的優位もあってか、今年度はA・B両組ともに保護者チームが勝利しました。

 午前・午後のリレーでは、観客席から身を乗り出して声援を送る姿がみられました。スタート前に円陣を組み、ゴール後には互いに健闘を讃えていました。 

 閉会式では、順位のいかんにかかわらず、クラスが呼ばれるたびに喜びと楽しさを声に出していました。翌日が授業日であるということを忘れたいところではあります(もちろん教員も…)が、満ち足りた気持ちのなかで、つかの間、体を労ってほしいと思います。