マリア祭(2025年度)
5月26日(月)、聖堂にてマリア祭を行いました。
マリア祭は、聖母マリアを賛え、その慈しみに感謝する行事です。カトリック教会で「聖母月」とされる5月に実施しています(写真は、代表生徒による聖書朗読の場面)。
毎年、宗教委員会の生徒たちによってテーマが定められています。2025年度のテーマは「心をつなぐマリア様」。互いに理解しあうことや対話を重ねることの重要性について、先日即位した教皇レオ14世の言葉を引きながら、宗教委員会の委員長が説明しました。
式中には、「コラール」「サンタ・マリア」「マニフィカト」「あめのきさき」など、聖歌を中心にさまざまな音楽が演奏されました。これらの曲のいくつかは、今年度も、管弦楽部、音楽部、そして音楽選択者有志が協力してくれました。また管弦楽部OGの皆さんにもご協力いただきました。
お招きした神父さまからの講話では、マリア様に倣って他者のためにどのように祈ればよいのか、という点について、前教皇フランシスコの「五本指の祈り」のお話がありました。日々の生活において他者に祈りを運ぶことについて、大きな指針を得られたように思います。
また共同祈願では各クラスの代表生徒が、身の回りの人々や学校生活、国内・国外で苦しんでいる人々に向けて、マリア様の取りつぎを願いました。
先日中間試験が終わり、まもなく6月を迎えます。上旬に予定されている運動会では、今年はさまざまな試みを行うとのことです。これまで積み重ねてきた良さも活かしつつ、より多くの生徒たちにとって楽しく、面白い行事となることを期待しています。